塗料を「つくる」「塗る」 その両方の技術を高めたい
- 技術職
- 2018年入社
「色をつくる」難しさを痛感
就職活動時はメーカーを志望し、生活を支え華やかな彩りを与える塗料の世界に惹かれ入社を決めました。面接などで出会った先輩の人柄のよさも決め手でした。入社後、実際に業務に携わって痛感したのは「色をつくる」難しさでした。毎日の日課は原色を混ぜ合わせ、指定の色に近づける調色と呼ばれる作業をひたすら行うこと。ユーザーから渡された実車片(新車時の色がついたままの外装部品の欠片)を見本に調色するのですが、ひとつとして同じ色はありません。限りなく顧客の要望と一致する配合を求めて、さまざまな色の組み合わせに挑戦し続ける日々を送っています。
夢は色のスペシャリスト
調色とともに、重要なのが塗装作業。完成した塗料をテストピースにスプレーで吹き付けてテストを行いますが、同じ色であっても塗装条件によって見え方がまったく異なってしまうため、一瞬たりとも気が抜けません。自分の手で完成させた塗料が車体に塗られ、実際に日本のどこかの街を走っている。難しい業務ではありますが、製品の納品後を想像しながら頑張っているところです。目下の目標は、調色・塗装両方のレベルを上げること。将来は「色のスペシャリスト」として、社内外の誰からも頼られる人材になるのが夢です。
私のOFF TIME
休日は、映画を鑑賞したり、写真撮影などに出かけたりして過ごします。社会人になって趣味に加わったのがバイクでのツーリング。250ccのバイクで風を切って走るのが週末の楽しみとなっています。いつかは日本一周。そんな日を夢見て、仕事に趣味に頑張っています。