ロックペイント大阪本社
新技術棟:R&Dセンター 竣工
2021年2月に竣工の、省エネ技術を駆使した「新本社棟」に続き、この度、当社の最先端・高品質な塗料を内外装の仕上げ材とした、堅牢でクリーンなRC造4階建て「新技術棟:R&Dセンター」が、2022年11月に竣工いたしました。地球環境に配慮した新商品開発の中枢機関として、2023年6月から本格運用を開始します。地域のランドマークであった「旧本社棟:ロックホール」は、老朽化によりまもなく長年の役目を終えます。私たちは新しい環境で知的生産性を高め、持続可能な脱炭素社会の実現に向けた生産体制を構築します。続く100周年に向かって社員一体となり、新しい価値の創造を通じて人と環境にやさしい商品の開発・普及に努めてまいります。
■ 新本社棟について
当社が創業90周年を迎えた2021年に竣工いたしました。同地にあった「営業事務棟」の解体に着手してから1年後に装いあらたに規模と機能を拡充させ、環境性能を備えたRC造4階建ての建物へと生まれ変わりました。この新社屋は、さまざまな省エネ技術の採用により、室内の快適性を損なうことなく温室効果ガス排出量の削減に貢献する、環境にやさしい省エネ建築物であるとして「ZEB Ready※1」を達成し「BELS※2」認証の5つ星を取得。セキュリティやBCPに配慮した“レジリエント建築”として高い安全性も備えています。
新本社棟(2021年2月 竣工)
- ZEB Ready(ゼブ レディ : Net Zero Energy Building Ready : ネット・ゼロ・エネルギー・ビル・レディ)
「ZEB」とは快適な室内環境を実現しながら、建物で消費する年間の一次エネルギーの収支をゼロにすることを目指した建物のこと。「ZEB Ready」は、建物の一次エネルギー年間消費量が、建築物省エネ法に基づく基準一次エネルギー年間消費量に比べて50%以上の削減を実現する建物と定義される。 - ※2
- BELS(ベルス:Building-Housing Energy-efficiency Labeling System:建築物省エネルギー性能表示制度)
建築物省エネ法により国土交通省が制定したガイドラインに基づいて、建築物の省エネ性能を第三者評価機関が5段階の★の数で評価認定をして性能を表示する制度。
■ 新本社棟の主な特長
- 外 皮:
- ・RC造高断熱外皮
・遮熱タイプLow-E複層ガラス
・屋上太陽光パネル - 空 調:
- ・高効率PACエアコン
・実負荷レベル対応バックアップ空調機器最適制御 - 照 明:
- ・全館LED照明
・事務室タスク・アンビエント照明
・各種照明制御
(明るさ検知、在室検知、スケジュール) - 給 湯:
- ・潜熱回収型ガス瞬間湯沸器&自動給湯栓
- 昇降機:
- ・回生インバータ&VVVFエレベーター
- その他:
- ・浸水災害を想定した各電気設備の最適配置
・品格ある外観意匠の鉄筋コンクリート外装
- 吹き抜けがもたらす開放的オフィス空間
- 大阪ビル群が一望できる4階大会議室